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2022年(令和4年)5月26日議会レポのロゴNo.776

※要介護認定者数の推移

 要支援・要介護認定者の総数は、年々増加しています。昨年度も過去最高の5784人で、ここ最近では要支援1が最も多くなっています。

 要支援・介護の認定率も上昇傾向で、昨年度は20.1%です。ちなみに後期高齢者の認定率は、34.4%となっています。

※人は誰でも歳をとる
 これまで社会に貢献されてきた高齢者。元気なのが一番ですが、いずれは誰しも節々がきしみだし体力が衰えていきます。そして家族や行政の支えが必要になってきます。

 その時、そう、介護が必要になった時、十分な手当てが制度的に保障されているのか…まだまだ人手もお金も足りていないのが現実です。上を見たらきりがありませんが、お金の心配がいらない必要最低限の支えは、やはり必要です。

 そして、もう一方で介護のお世話にならない健康寿命を延ばす、この視点を行政と市民は重視していかなければなりません。

※健康寿命延伸へ
 芦屋市も総合計画実施計画の、健康増進法に関する事業の中で、健康寿命延伸へ向けた健康の維持、増進をうたっていますし、一人一人が健康になれば、市の財政も必要な人に回すことができます。市民にとっても行政にとっても良いことばかりだと思うのです。

 市も、ウォーキングマップを作製したり、健康手帳(※1)を配布したりしています。また、昨年度に好評だった「あしや健康ポイント」(※2)は、今年も実施される予定です。ぜひ、みなさんも健康づくりに参加して、芦屋の財政を支援して下さい。

※1健康手帳
 40歳以上の市民対象に配布。健康診査の結果や血圧・体重などの健康保持増進のために必要なことを記録できる手帳で、健康に関する豆知識などを掲載。芦屋市保健センターにて配布。
※2健康ポイント
 『みんなで健やか元気なあしや』の実現に向け、健康管理を応援。健康目標の実践、ウォーキングコースを歩く等、自宅や地域等での取り組みでポイントをため、抽選で記念品と交換できます。

※残念石 ご存じですか?
 「残念石」というのは、大坂城の石垣となるべく切り出されたにもかかわらず、大坂城にたどりつくことができなかった石のことです。市内には多くの残念石を見ることができます。

 市では、徳川大坂城東六甲採石場のパンフレットを配布中です。8ページほどのパンフレットですが、良くまとめてありますし、市内の刻印群も紹介されています。ご希望の人は、生涯学習課まで。

※厚労省 怒る
 厚生労働省は、逝去された著名人の報道について、かなりご立腹。いや、怒って当然でしょう。一部マスコミの報道は自殺報道ガイドラインに違反しています。注意喚起にとどまらず、処分が必要なのでは?

 ガイドラインでは、やるべきこととやってはいけないことが明示されています。

〇自殺の「手段」を報じる
〇自殺で亡くなった方の自宅前等からの中継
〇自殺で亡くなった場所や自宅の写真や動画を掲載
〇街頭インタビューで、市民のリアクョンを伝える

などは、やってはいけない事です。

(市会議員・中島健一)


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