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2019年(令和元) 5月16日 議会レポのロゴNo.756

※新しい議会に向けて

 6月から始動する新議会。選挙を勝ち抜いた面々は、議席という切符を手に公約実現に向け動き出しています。

 新しい議会では、新しい会派体制になります。もちろん政党であれば、メンバーの交代だけのところもあれば、そのまま変わらずの所も。今回、自民党は党籍のある議員のみで会派を結成するようです。そのため、急遽、入党に向け動き出す人も。

 また、無所属議員は外していこうと態度豹変する人もいたり、様々です。どう動くのか注目しているのが、立憲民主党と新社会党の議員さん。誰かと会派を組むのか無所属で行くのか。

 私は、会派を組もうと考えていますが、なかなか厳しい状況です。一緒に組もうと声をかけてきた人は、裏で違う動きをしていたりさっきの「無所属はずし」を口にしたりと、まあ、いろいろありますが、落ち着くところに落ち着くかと。
 新議会スタートまで、あと3週間ほどです。

※水防訓練が実施されます
 梅雨の災害防止のため、水防活動技術の向上と隊員間の連携を意図して行われます。
         5月23日 午前10時から

 場所は、潮芦屋公園緑地のビーチ西側です。約100人の参加で、避難広報訓練や土のうを作って重ねていく作業などです。

※5月連休中の受付状況など
 4月30日午後10時から5月1日の午前0時半まで、市民課の職員が3人で、また、5月1日の午前9時から午後5時までは、4人体制で臨時の受付体制をとりました。

 5月1日の婚姻届けは48件にも。令和元年第1号の婚姻届けを提出された方は、後日市ホームページに掲載されるようです。ちなみに連休中、市立芦屋病院の開院日に診療を受けられた人は、約580人。開いててよかった市民病院、でした。

 ところで皆さんの体調はいかがでしょうか。この時期は不調の訴えが多くなります。早めの受診を。

※人材育成に向けて
 人は城。市役所でも人材育成が課題となっており、「人材育成基本方針」の下、求められる職員像の「芦屋のため、市民のために自ら考え行動する職員」の育成に努力をしているところです。この度、今年度の研修計画が策定されましたので、重点事項を紹介します。

 一つは、新任職員指導担当者を継続配置するとともに、採用2年目職員を対象に、職場外の先輩職員が相談役、助言役として、職場とは異なる角度から支え、共に考え、育てる環境を作るそうです。そのために、メンター制度(※)を試行するとのこと。
※メンター制度
メンター制度とは、会社や配属部署における上司とは別に指導・相談役となる先輩社員が新入社員をサポートする制度のことをいいます。年齢や社歴の近い先輩 社員が、新入社員の仕事における不安や悩みの解消、業務の指導・育成を担当します。 必要なスキルや技術を身につけながら、会社に馴染むことができます。
(出典 転職jp)

 二つ目には、「働き方改革」の推進を図り、ベテラン職員の経験や知識を活用した後継者の育成を目的にして「ナレッジ継承研修」(※2)を実施するとのこと。
※2 ナレッジ継承研修
 個人の職員が積み重ねてきたスキルを組織やチームで共有し、より効率的に業務をするための情報伝達の可視化や継承のこと。

 三つ目には、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に職員を派遣し、新たな視点における政策立案を行うことができる能力向上を図る、とのことです。

 わざわざ派遣しなくても能力向上はできる、と考える方もいるかと思いますが、やはり多様な主体との人事交流も必要ですし、経験は後々役に立つ時が来るはずです。ぜひ、その体験を地元で生かせるようにして欲しいところです。

(市会議員・中島健一)


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