[バックナンバーINDEX] [HOME]

2019年(平31) 3月28日 議会レポのロゴNo.753

※定例会 閉会しました

 22日に最終日を迎えた定例議会、無事閉会を迎えました。
 閉会後、今期で退任される山中市長のあいさつがあり、議会から花束を贈呈しました。また、市会議員を勇退する、岩岡良典、伊藤舞、長野良三、山田美智子、中島香織、重村啓二郎、森しずか、の各議員があいさつをし、それぞれに花束を贈呈しました。
 
 閉会にあたり議長として 挨拶をしましたので、その概要を紹介します。
 今期の定例会は大変過密な日程の中、追加議案の審議もありましたが、本日、無事に閉会を迎えることができました。

 3月の定例会は予算議会とも言われていますが、予算特別委員会での審査では、委員から様々な指摘や要望がありました。各予算案はいずれも提案通りに可決 されましたが、予算の執行にあたっては、事業内容を改めて精査し、費用対効果のより高い手法を検討しながら、進めて頂きたいと思います。

 また、直接請求議案につきましては、結果は否決されましたが、請求代表者が述べられた数々の思いは、今後、事業を進めていく上での参考として生かして頂きたいと思います。議会としましても、子供たちにとってより良い事業となるようチェックしてまいります。

 さて、平成27年6月から始まりました今期は、議会として多くの前進がありました。この4年間の取り組みでは、市長と議員の選挙期日と任期開始のずれが 解消されることになりました。また、兵庫県において民泊条例が制定される際には、芦屋市の良好な住環境を維持するために、市内全域を禁止区域とするよう要 望し、その旨が規定されました。

 議会運営におきましては、タブレット端末を導入し、ペーパーレス会議を実現。あわせて、議場モニターの設置、委員会のインターネット中継の開始、政務活 動費領収書等のホームページでの公開、市議会だよりなどの充実など、市民に向けた積極的な情報公開と、わかりやすい運営に努めてまいりました。

 その他、議会では議会基本条例制定後、初めてとなる検証を行いました。また、市民により親しんでもらえる議会報告会の開催方法や政務活動費のあり方の検討など、多くの場面で議員が集まり、お互いの意見をぶつけ合いました。取り組みを挙げるときりがありません。

 何かを変えたり始めたりする際、当然、議員間には意見の食い違いはありました。それでも、しっかりと議論を重ねてきたからこそ、前に進むことができたのだと思います。この風土の上に、芦屋市議会がますます発展していくことを願います。

 最後になりますが、今期をもって勇退される議員、また新たな道に挑まれる議員に置かれましては、今後の更なるご活躍を祈念しております。そして、今期で 退任される山中市長に置かれましては、市議会議員として6期24年、市長として4期16年、合わせて40年という大変長きにわたり、芦屋市の為に力を尽く してこられました。

 芦屋を「世界一美しく清潔で安全なまち、世界の人々が一度は訪れてみたいまちにする」と決意され取り組まれた数々の功績に、心から敬意を表するとともに、議会を代表しまして御礼を申し上げます。

 退職される職員の方々は、本当に長い間、また退職の間際までお疲れさまでした。心から労いと感謝を申し上げ、閉会のご挨拶とさせて頂きます。

※公開討論会 お流れに
 市長選立候補予定者に呼びかけて、芦屋青年会議所が開催する恒例の公開討論会は、今回は開かれないようです。
 立候補予定者それぞれの陣営に案内をしたそうですが、ある陣営が断ってきたため開くことができなくなったそうです。断って来た理由までは知りませんが、なんで?? と言うのが、私の聞いた正直な感想です。

※貴景勝 ふるさと大使に
山中市長は、定例会最終日の挨拶の中で大相撲で奮闘している貴景勝を、芦屋市のふるさと大使として委嘱することを明らかにしました。

※駅前は高い上昇 公示地価
 19日に公示地価が発表されました。芦屋市では、JR芦屋駅南の再開発が進んでいる影響もあるのか、業平町では9%を超える高い上昇率となっています。また、北側の船戸町でも7%近く上昇。

※芦屋の近代建築パンフ
阪神間モダニズムの中で築かれた市内の主な近代建築を紹介したパンフレット『芦屋の近代建築』、生涯学習課(市役所北館4階)窓口で無料配布中です。ただし、お一人1冊まで。掲載しているのは、ヨドコウ迎賓館、仏教会館、芦屋モノリス、など6ヵ所です。

(市会議員・中島健一)


バックナンバーINDEXへ
HOME