2019年(平31) 1月24日 ![]() ※追悼式 精道小にてあの日から丸24年。確かに1日1日、日々の暮らしがあったはずですが、過ぎてしまえば本当にあっという間に感じます。震災直後の、あの静寂、土ぼこりの何とも言えない臭いが、今も強く残っています。この記憶は何年経とうとも忘れることはないでしょう。いろいろとよぎるものがありますが、人によってはいまだ胸にしまっている人もいるかと思います。 さて、追悼式では遺族や子供らも参列し厳かに行われました。低学年の子らはどんな感じで受け止めているのでしょう。良い意味で学びにつながれば。そし て、あの災害は過去のものではあっても、これからの事に生かしていけるよう家庭での話のきっかけになれば、と思ったところです。 今年は、メモリアルウォークの出発式に参加をし、そして芦屋公園に赴き記帳と献花をしてきました。 ※災害への備え、大丈夫ですか? ※震災後の市職員 76% 芦屋市職員として震災を経験してない人の割合が、76%となっています。兵庫県職員の一般行政職では、今年4月で50%を超えるそうです。神戸市では56.5%、西宮市 72.1%とのこと。(数字は、毎日新聞記事より) 被災した全自治体で、公務員として震災を経験していない職員が過半数となる時代に入る。(同記事より引用) やはり、いざという時に職員としてどう動かなければならないのか、これは体験者でないと分かりませんので、市もその継承に努めています。マニュアルはもちろん、図上訓練など適時行っているところです。備えあれば憂いなし、ですが災害がないのが一番です。 ※JR芦屋駅南 再開発 「JR芦屋駅南地区が生まれ変わります」と、広報あしやの一面に完成予想図が掲載されました。注意書きもありますが、あの絵だけでは誤解される人が多いと思いますので、補足を。あの絵にプラスして建物とJR駅舎を結ぶデッキも整備されます。 実は、そのデッキをどのような形状にするのが良いのか、議会でも議論がありました。日影が多くなる、支える柱が多くては邪魔、憩えるスペースがあった方がいい、などなど。どのような形状で市はまとめていこうとしてくるのでしょうか。 この夏ごろには、管理処分計画を決定し、その後に特定建築者、つまり工事業者を募集することになります。2023年度末の完成予定です。 建物の方ですが、1階2階は商業施設、3階に公益施設4階以上が住宅となります。この商業スペースがしっかり埋まり人を呼び込んでくれればよいのです が、市の説明だけでは不安も少々。4月の市長選挙では、この辺も争点として浮かび上がると思います。現在の事業協力者は、東急不動産・竹中工務店JV (※)。 ◎交通広場の整備
駅前線の歩道等を整備、駅周辺に点在する駐輪場を地下へ集 約化、安全なロータリー形状によるバス・タクシー・一般車の乗 降場などを整備します。阪急バスによるバス路線の再編など、 本市の南玄関口として交通結節機能を高めます。 ◎バリアフリー環境の整備 芦屋駅コンコースの南北・プラットホーム・交通広場内にエス カレーターを設置します。駅コンコースと再開発ビルをデッキ (歩行者用通路)でつなぎます。だれもが安全で快適に移動できるバリアフリー環境を整備します。 ※JV
JV(joint venture、ジョイントベンチャー)とは、建設業における共同企業体である。 資金力・技術力・労働力などから見て、一企業では請け負うことができない大規模な工事・事業を複数の企業が協力して請け負う事業組織体を指す。(建設・設 備求人データーベース用語辞典より) ※高浜町1番住宅 まちづくり調査特別委員会が開かれ、高浜町市営住宅の入居状況が報告されました。 市内各所にあった市営住宅を、こちらに集 約したのですが、予定よりはるかに多くの空き部屋が出ています。 もともと6ヵ所の市営住宅戸数は403戸でした。昨年12月の初めの時点で、入居完了が225戸。空き部屋は125戸。市は、予想より多くなった理由についていろいろ言いますが、活用に向けての方策に力を入れてほしいと思います。 (市会議員・中島健一) HOME |
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