2019年(平31) 1月10日
No.744
※ 今
大切なのは
かってでもなく
これからでもない
一呼吸一呼吸の
今である
坂村真民(詩人)
新年を迎えるたびに心が改まります。しかし現実には、自分の意思のなさを数週間後、いや数日後には痛感するのも毎年のこと。それでも懲りずに、今年もあれやこれやと志を立てているところです。
みなさんは、新年をどのように迎えたのでしょうか。
私は、京都の除夜の鐘が聞きたくて、わざわざ宿をとったのですが、「京都では、
どこでも除夜の鐘が聞こえる」と信じていた私が浅はかでした。窓を開け耳を澄ませど、どこからも鐘の音など聞こえてこず・・・(泣)。失意のままに新年を
迎えました。(除夜の鐘を求め外を歩き回ることをしなかったのは、凍えるような寒さに加え、敷かれた布団とお酒に負けてしまいました)
何しに行ったのかよくわからない京都泊でしたが、いつもと違う雰囲気を味わうこともでき、新しい活力を頂くことができたかと。あとは志を立て、今を大切にし日々の努力を重ねる、これに尽きるようです。
生きることは
自分の花を咲かせること
風雪に耐え 寒暑に耐え
だれのものでもない
自分の花を咲かせよう
みなさんが自分の花が咲かせられるよう、私からも声援を送りたいと思います。今年もいつも通り、普段通りの活動を続けてまいります。
それでは改めて、良い年にしてまいりましょう。
※統一地方選挙
昨年末から今年の初めにかけて、様々な情報が飛び交っています。現時点で、私の知っている芦屋の情報を皆さんにお伝えします。 (あくまでも個人的な推察です)
▼芦屋市長
ご存知の通り、芦屋市長が任期いっぱいで退任されることを表明されました。今回は、現職がいない新人のみの選挙となることが確定です。
報道などでは、県会議員の幣原氏と市議会議員の伊藤氏が出馬を表明しています。この他にも数人が出馬の検討をしているようです。
幣原、伊藤の両氏とも現市政を基本的には引き継いでいくことを表明しており、選挙戦ではどのような視点から違いを出していくのか、気になるところです。
▼県議会議員(芦屋市選挙区)
幣原氏の転出に伴い、県議会議員も新人同士の争いになりそうです。
名乗りを上げているのは、市会議員の岩岡氏と中島氏(私じゃなく女性の方)。聞こえるところでは、元市議も出馬検討中のようですから三つ巴?、まだ表明あるかも。
▼芦屋市議会議員
さて、市長や県議より混沌としてきているのは市会議員です。現職の転出予定が、伊藤、岩岡、中島各氏の3人。これに引退すると聞いている人を数えていくと…
な・な・なんと、現職で出馬するであろう人は13人のみ。つまり、現職全員が当選したとしても、ほぼ半数は新人か元職の人に替わってしまう計算です。
現職13人の政党別内訳は
自民党 2 公明党 3 維新 1 共産党 2
新社会 1 無所属 4
となるのかな。そして出馬を考えている新人等、これまた数えてみると14人ほど。政党別では、自民、共産、維新、新社会の各政党が1人づつ。他は無所属か不明か私が知らないだけか、となっています。
ここで大きな声で皆さんに呼びかけます。
「我こそは」と思う人 ぜひ出馬を検討して下さい!
〇芦屋市に熱い思いを持っている。
〇市民の代表として活動してみたい。
〇実現したい施策がある。
という、あなた!
議員の半数が替わるというのは、これは大きなチャンスです。ぜひ前向きにご検討あれ。
ただし、社会的な常識とモラルをお持ちの方に限る、と私はしたいところです。では、最後に坂村真民さんの詩から。
生きているからには
できるだけ世のため人のため
体を使い
あの世へ行った時
後悔しないように
発奮努力しようではないか
※市政10大ニュ‐ス
市の発表した10大ニュースは次の通り。
・市内幼保連携型認定こども園開園
・宮塚公園リニューアル
・シティプロモーションの更なる推進
▼PR動画の公開
▼あしやを歩く本「芦屋」発行
・JR芦屋駅南地区 事業計画の決定
・台風21号による被害と対応
・景観重要建造物の指定
芦屋仏教会館、カトリック芦屋教会
・畑中前市議会議長逝去
・無電柱化推進条例 施行
・貴景勝関 優勝
・高浜町一番街区完成
※仕事始め式
4日に仕事始め式があり、挨拶を述べましたのでその概要を掲載します。
明けましておめでとうございます。
新年仕事始め式にあたり、市議会を代表して、ご挨拶を申し上げます。
皆さんにおかれては、健やかに新春を迎えられたことと思います。また、日夜、芦屋市の発展、並びに市民福祉の向上のためご尽力頂いておりますこと、そしてこの年末年始も出勤し、忙しく働かれた方もおられると思います。改めて心からお礼を申し上げます。
新しい年を迎え、今日から仕事が始まりますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。昨年の市政10大ニュースでは、畑中前議長の逝去が挙げられておりました。選定がもう少し遅くになっていましたら、きっと市長の退任表明も挙がっていたことかと思います。
表明されたとはいえ、市長におかれましては、最後の予算編成もあります。任期いっぱいまで全力で頑張って頂きたいと思います。
さて、今年は芦屋市政にとっては、大きな変化をもたらす年になります。トップ(市長)が変わるのは16年ぶりです。これは市政にとって、やはり大きな変
化といえます。トップが変わっても、みなさんの日常の業務にすぐ変化が現れるものではありませんが、初めて経験する人も多いかと思います。不安があるかも
しれません。
しかし、どんな仕事も市民の幸せの為にすることなのですから、職員の方には自信をもって邁進して頂きたいと期待をしているところです。
市議会ににおいても、次の統一地方選挙では顔ぶれが半数近く変わるかもしれません。市議会においては、これまでも様々な議会改革を推進してきました。タ
ブレットの導入、各常任委員会のインターネット中継開始をはじめ、昨年は市議会のホームページをリニューアルし、陳情書や各常任委員会などの行政視察報告
書の公開を始めました。
顔ぶれが変わったとしても、これからも引き続き、「市民に開かれた議会」を充実し、積極的な情報公開や効果的な議会運営を進めていけるものと信じております。
今年は平成という一つの時代の終わりと、新しい時代の始まりの年です。芦屋市においても新しい時代を切り開くべく、職員の皆さん、そして市議会が互いに切磋琢磨し、知恵を出し合いながら全力で努力を重ねていかなければならないと、決意新たにしているところです。
最後になりましたが、皆様方のさらなるご活躍とご多幸を祈念し、年頭にあたっての私の挨拶と致します。
(市会議員・中島健一)
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