[バックナンバーINDEX] [HOME]

2018年(平30) 10月4日 議会レポのロゴNo.735

※採決された議案の概要

 まだ開催中の定例議会、先月の本会議ではでは多くの議案が採決されました。その概要についてお知らせします。
                     (議案名は簡易にしています)
○教育委員の任命同意
 任期が満了するので、次期委員を任命しようとするものです。引き続き、木村雅史氏が同意されました。

※教育委員
教育委員会は、教育長及び4人の委員をもつて組織することになっています。教育長の任期は3年、委員の任期は4年です。

○人権擁護委員の候補者推薦
 芦屋市の人権擁護委員が、1名増員されることとなったため新たに委員の候補者を推薦しようとするものです。大林英夫氏が推薦されました。

※人権擁護委員
 移植は法務大臣が行いますが、その推薦に当たっては、議会の意見を聞いて首長が推薦する事になっています。任期は3年です。

○選挙の公費負担条例の改正
 公職選挙法の一部改正が行われ、市会議員の選挙で候補者が選挙運動のためのビラ配布が認められる事になりました。その作成費用の公費負担限度額等を定めるものです。可決

 具体的には、選挙時4000枚のビラ配布が可能になります。しかし、配布には制約もあり、守るかどうかは候補者次第の点も。ちなみに、市長候補者は、16000枚の配布が可能となっています。

○個人番号利用条例の改正
 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(これでも短い名称のほうです)の規定に基づいて、芦屋市独自に行う個人番号の利用に関し、必要な事項を定めるものです。

 具体的な独自利用としては、「芦屋市福祉医療費の助成に関する条例による医療費の助成に関する事務」と「生活に困窮する外国人に対する生活保護の措置に関する事務」になります。可決  

○職員定数条例の改正
 就学前施設の再編等に伴い、職員定数の内訳を改めるとともに,育児休業中の職員及び他の地方公共団体に派遣している職員等を定数の算定から除外するものです。定数合計は変わらず、1129人です。

 定数に算入しない追加のもの
・他の地方公共団体への派遣職員
・心身の故障等による休職者
・労働組合等の専従者
・育児休業者
・自己啓発休職者0
・配偶者同行休業者
・併任又は兼職された職員の併任又は
兼職に係る職の数

 ちなみに定数外職員が復帰したときは、その年の年度末まで定数外扱いに。

○手数料条例の改正
 建築基準法の一部改正、不正競争防止法等の一部を改正する法律による工業標準化法の一部改正に伴い、申請手数料等を改正するものです。可決 (次号に続く)

※緊急要望書を提出
 台風被害に関する緊急要望書を提出しました。要望内容は、次の通りです。

○市内における高潮被害の原因究明と高潮防止に必要な対策事業を迅速に行うため、必要な財政措置について格段の配慮を。
○膨大な漂着・漂流ごみの処理に要する経費に対して充分な財政措置を講じること。

(市会議員・中島健一)


バックナンバーINDEXへ
HOME