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2018年(平30) 8月9日 議会レポのロゴNo.732

※空き家活用支援 始まります

 芦屋市は、空き家や空き住戸のストックを地域コミュニティ活動のために活用することや、若年・子育て世帯などが芦屋市へ移住・定住することを目的に活用する人に対して、改修費の一部を補助していきます。

 対象となる空き家(共同住宅も含む)は、空き家期間が6ヶ月以上で、築20年 以上、トイレなどの水回り設備を10年以上更新していない等となります。気になる補助金額は、一般世帯は100万円(かかった費用の三分の一まで)、若 年・子育て世帯は150万円(二分の一まで)などとなっています。

 募集は、11月30日まで。気になる人はすぐに問い合わせを。
                      都市建設部住宅課 38‐2722

※さあ、どうする芦屋病院
 市内で地域医療を支えてきている主要な民間病院といえば、芦屋セントマリア病院と南芦屋浜病院を挙げることができます。この二 つの民間病院と市立芦屋病院の3病院が、地域的には山手、中央、浜側に分散し、良くも悪くも地域的にはバッテイングすることなく、これまできていました。

 ところが、知っている人はもう早くからご存知かと思いますが、芦屋セントマリ ア病院が市立芦屋病院の近くに移転し、年内にオープンすることになっています。建前上は共存共栄で市民の健康保持に協力関係はあるのですが、市立病院の内 心、いえ、これは私個人の胸のうちですが、戦々恐々たるものがあります。

 市立病院も、改築し経営状況も回復しつつある(市の意見)中ですが、100億を越える累積赤字を抱え、状況はかなり厳しいのが実情です。そんな時に、すぐご近所に新病院が移転をしてくる…、市立病院の将来に不安を抱かないわけにはいきません。

 市立病院もただ見ているわけではありません。外科系の救急診療を24時間365日対応にする、神経内科を標榜し脳神経センター設置するなど、スタッフが一丸となって選ばれる病院にと取り組んでいます。

 病院を支える名脇役といえば看護師ともいえますが、その看護師の働く条件・福 利厚生も、今後よく比較されるかもしれません。その点で、職員の待遇をどうして行くのか、そして、選択される病院にしていくには更に改革をどう進めていく べきなのか、知恵を絞らなければ赤字解消どころか、市の財政を圧迫することに。

※あくまでも噂ですが…
 大丸松坂屋百貨店を傘下に持つJ・フロントリテイリングが発表した7月の売上高速報によりますと、大丸神戸店での減少が著しく 9・8%の減だったそうです。県内では、須磨店が7・5%減、芦屋店が2・5%減とのこと。なぜ、こんなことを書くかというと、大丸芦屋店が撤退するので はないか、という噂を聞いたからです。

 噂話を書くのはよろしくないのかもしれませんが、駅前の賑わいを作っている重 要なお店ですから、気になる気になる。そう、とっても気になります。JR駅南側の整備が始まろうとしている最中ですから余計です。私も売り上げに多少とも 貢献しているとは思うのですが、これからはもっと貢献しないと、と密かに(全然、密かじゃないですが)思っています。

 この記事を読まれる人は通勤の人が多いと思いますが、お願いしたいことがあり ます。市内での買い物にご協力頂きたい、ということです。通勤先での買い物を、ちょっと手間がかかるかもしれませんが、市内で買えるのなら市内でお願いし ます。また昨今、ネット通販の普及で大変便利になっていますが、市内業者を盛り上げる意味でも、市内のお店に足を運んで下さい。欲しい商品だけでなく、人 と人との新しい繋がりを手に入れることができるかもしれません。

 ちなみに、市内ではスタンプラリーを開催中。「あしやを歩く本 芦屋」、隠れた名店、話題のスイーツ、美しい風景や建築、歴史・芸術のことまで、芦屋をまるごと楽しめる本です。各書店や市役所でも発売中です。

(市会議員・中島健一)


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