2018年(平30) 6月28日
No.727
※指定金融機関の指定辞退
市では、三井住友銀行と三菱UFJ銀行に隔年で市の指定金融機関をお願いしていました。ところが、三菱UFJ銀行から次期から指定を辞退するとの表明があったことが、議会に報告されました。
今年3月20日に、三菱UFJ銀行より経費負担の要望があり、芦屋市は近隣他都市や他行との均衡、市の財政状況から4月27日付けで申し出を断る回答をしました。
これに対し、銀行側は5月14日に口頭で、経費負担の要望について認められないとのことなので、次期からの
▼ 指定金融機関は辞退
▼ 市役所のATMも時機を見て撤去
する、があったとの事。
なんか、すごいですね〜。
近隣他市の状況(5月16日現在)を市が調べてみると、三菱UFJ銀行は、伊丹市、宝塚市、明石市、池田市、茨木市に対し同じような要望をし、その結果、伊丹市、宝塚市、池田市においては次期の指定金融機関を辞退することになったようです。
芦屋市としては、他の金融機関に引き受けしてもらうべく、検討を始めているそうですが、ATMについては撤去されるのが濃厚。残念です。
芦屋市と三菱UFJ銀行は、前身の三和銀行の時代から(昭和25年)金庫事務
取扱契約を交わし、地方自治法改正を経て昭和39年からは隔年で指定金融機関を引き受けてもらっていました。銀行経営が厳しく、経費の切り詰めも理解しま
すが、市に対し要望をしてから僅か2ヶ月もたたないうちに、この状況。ビジネスとはいえ、釈然としないものを感じてしまいます。ちなみに、銀行からの要望
は次の4点だったそうです。
・ 市役所派出の費用
・ 口座振替手数料
・ 組み戻し、訂正に要する費用
・ ATM撤去、または運営経費
※応援職員の派遣
兵庫県からの派遣依頼により、6月18日に発生した地震により被害を受けた高槻市や摂津市等に随時、被災建築物応急危険度判定士等の職員を派遣しています。芦屋市も、今回に復旧に向けて取り組みをしているところです。
※首都圏でPR活動
首都圏において芦屋市の魅力を掲載した書籍「あしやを歩く本 芦屋」等のPR活動が実施されました。移住・定住促進及び交流人口拡大を図るため、市内事業者と共にPRイベントを実施したものです。
また、7月1日まで地方創生推進交付金を活用し、神戸市、淡路市、洲本市と協
力して進めている事業の一環として、2市1島への人の流れを創出するためのプロモーション事業、「Smell? 住める! 匂いで体感!
島&都市デュアル」、4市の特徴的な匂いで地域の魅力を発信する嗅覚体験型ポスターを東京メトロ新宿駅にて展開中です。
う〜ん、でも芦屋市は「スペシャル牛丼」の匂い。なぜなの? 確かに学校給食は、芦屋市のアピールポイントではあると思うのですが…。
(市会議員・中島健一)
バックナンバーINDEXへ
HOME
|