2018年(平30) 3月2日
No.715
※来年度予算案A
予算案が明らかになりましたので、概要を紹介していきます。
市の収入で主なものは、市税となります。ところが来年度予算では、約3億6千万円の減収に。これまで5年間増え続けていましたが、転機の年になりそうで
す。市税収入は、約218億円で、収入の約47%を占めています。市税をどう増やしていくかが、重要な鍵です。ちなみに納税義務者は約4万4千人で、固定
資産税、都市計画税については微増、約91億円が市に収められる見込みです。
次に主な事業を紹介します。
◎創生総合戦略関係
【新規】 魅力資源を活用するプロジェクト) 約6千万円
・ ワークショップ等で市民参画・協働による魅力資源の活用
旧宮塚町住宅を改修し、女性活躍及び情報発信の場とする
市民活動センターを改修し、市民活動の拠点とする
・ 国指定重要文化財旧山邑家住宅(ヨドコウ迎賓館)リニューアルオープン記念事業の実施
・ 地域経済活性化のために、創業前後の伴走型支援を実施
・ 都市回遊性の向上を図り、都市ブランド力を高めるエリアブランディングを行う
【拡充】 シティプロモーション関連事業 約4200万円
・ 神戸市、洲本市、淡路市との共同によるプロモーション事業
・ 市制80周年に向け、芦屋を舞台とした映像制作などの取組の検討
・ 潮芦屋まちびらき20周年に関連する事業等
■景観の保全・育成
▼無電柱化工事の推進 約2億6千万
さくら参道(朝日ケ丘町)の無電柱化工事実施及び芦屋川沿いなど無電柱化を図る箇所において、事業着手に向けた調整
▼屋外広告物補助金 約6千万
条例施行に伴い既存不適格となる広告物を改修または撤去するために必要となる経費の一定割合を助成
▼公共サイン整備工事 630万円
「公共サイン計画」のモデル路線(JR芦屋駅周辺)における公共サインの整備工事
▼【拡充】 空き家対策業務 約500万
空き家有効活用を図るため、一戸建ての空き家を、住居や事業所、地域交流拠点として活用するのであれば、改修工事費等について補助を実施
■庭園都市の推進・文化関連
▼小規模公園改修工事 270万円
地域参加によるコミュニティ活性化や地域交流を図り、利用向上のための改修工事を実施
▼【新規】 図書館本館大規模改修工事関連経費 約5億1千万
▼【拡充】 あしやふるさと寄附推進事業 約4千万
▼国指定重要文化財旧山邑家住宅(ヨドコウ迎賓館)
保存修理工事補助事業 約2100万
■医療・福祉・安全
▼【新規】 地域まなびの場支援事業 440万円
高浜町1番社会福祉複合施設において、生活困窮世帯の子どもを対象とした学習支援を含め、だれもが「まなびの場」として活用し、共助の全世代交流を図る
▼【新規】 井戸設置工事 756万円
災害時の生活用水の確保のため、岩園小学校及び浜風小学校に井戸を設置
▼耐震性貯水槽設置工事 約9700万
災害時の飲料水の確保のため、打出浜小学校に耐震性貯水槽を設置
▼【新規】衛星携帯電話導入 約400万
災害時の初動医療における情報伝達手段構築のため。
▼精道分団開所 約1千万
精道分団開所式に係る費用及び防災活動に要する備品等の購入費用
▼阪急バス車内放送による啓発事業 49万
防災力強化啓発のため、阪急バスの車内で住宅用火災警報器の設置や消防団への加入を促す放送を実施
▼【拡充】 公益灯LED化工事 約4千万
安全・安心な通行の確保のため、市内の200W水銀灯、ナトリウム灯を順次LED化(平成35年度まで)
▼防犯カメラ設置 約1200万
通学路や公園等における安全確保のために、防犯カメラを設置
(次号に続きます)
(市会議員・中島健一)
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