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2017年(平29) 8月31日 議会レポのロゴ No.705

※どうなる決算審査

 流行のような議会改革をするのではなく、腰をすえて改革に取り組んでいるのが芦屋市議会です。今取り組んでいる一つが決算特別委員会のあり方です。

 芦屋では決算審査に当たって、毎回特別委員会を立ち上げています。このやり方 にもメリットとデメリットがありますので、この際どんな方式で取り組むのが良いのか、予算審査のあり方も含めて検討をしているところです。個人的には現状 維持が一番ベターなのではないかとも思うのですが、他の方式との比較が進められています。

 審査に出席する当局にも関係することではありますが、検討の結果しだいでは、この定例議会から変更もありえるかもしれません。議論の成り行きに注目です。

※議会報告会に向けて
 毎年11月頃に開かれている議会報告会ですが、今回から準備を早めに進めることが合意され、7月から準備を進めています。

 市議会には常任委員会が3つありますので、それぞれの委員会が責任を持ち議会報告会を行うことが決まりました。また、それぞれ異なるテーマで意見交換の時間を1時間確保することで、理解を深められるようにしていく予定です。

 日程等はまだ未確定ですが、近日中に確定する予定で、決まり次第ポスターやチラシで案内をしていきます。皆さんもご都合がつけば、ぜひご参加下さい。

※テレビ報道への意見広告
 読売、産経新聞の読者はご覧になったかと思います。22日に「異常に歪んだテレビ報道」「テレビにはしっかり事実を伝えて欲し い」との見出しで、国民の知る権利に応える責任や公平・公正な報道をし、放送法を守るようテレビ報道に求めるものです。詳しい内容は、ネットなどでも見る ことができますので、興味のある人はご覧頂くとして…

 私が、ドキッとしたのは中見だし。そこにはこうありました。
「今のテレビ報道は、その責任を果たしているでしょうか」
 というものです。

 その見出しそのものに驚いたのではなく、「テレビ報道」を「議会」や「議員」に置き換えた時にどうなのか、と考えてしまいドキッとしたわけです。

 私の広報活動の中でも、情報の取捨選択は当然ありますし、主観も入ります。でも、それは押し付けではなく、問題提起、あるいは一緒に考えてもらう契機と なるよう、なるべくしていく必要があると考えています。しかし、実際にそうなっているのかというのは、自分ではなかなか分からないものです。では、分から ないなりに努力をし責任を果たしているのか、という点です。

 「責任を果たしているか」、と問われれば「果たしているし、努力もしている」と応えられますが、その果たしている事や努力の内容がどうなのか、ここは注意を要するところだと、今回改めて意見広告を見て思ったしだいです。

(市会議員・中島健一)


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