※指導監査の結果

　社会福祉法人夢工房に対して、芦屋市が行っていた指導監査の結果が出ました。監査では、不正な可能性が極めて高い支出が約２７万円確認され、その他の改善を求める指摘もあわせ、来年２月末日までの回答を求めています。

　監査結果に驚くより、「来年２月？ えらく悠長やなぁ」と言うのが率直な感想です。この件については、先日行われた民生文教常任委員会に報告がありました。不明額の内容の代表的なものとし て、あごだし、ゆりかご、時計、ユニフォームが例示として出されていました。領収書はあるものの現物がない物などです。あごだしは給食では使わないでしょ うし、ゆりかごも使わないようですから、「不正な可能性が極めて高い」と指摘されるのも頷けます。ただ、他市で報告されていた架空勤務による不正はなかっ たようです。

　監査のまとめでは、「県とも連携しながら適切な施設運営の徹底を図ってまいります」としていますが、発覚してからの対応が遅いという指摘を、しっかりと受け止めて今後に生かして欲しいところです。

※市の目指す改革とは？？
　市は、来年度から実施する行政改革基本計画策定のため、市民意見募集に先立ち、議会への報告を行いました。

　今回は、計画案を見ても委員会での報告を聞いていても、市がやろうとしている 行政改革が良く分からない、というのが率直な意見です。今回の計画は、総合計画や他の各種計画・プランを焼きまわしてつくっているようにも思えます。他の 議員も多くが同じ意見のようです。こんな計画だったら無くてもいい、という声さえありました。まあ、無くてもいいとまでは言いませんが、事業や施策を広げ ていくのを目的にしたような、よく分からん行政改革基本計画案であることには、同意するところです。担当者の人、申し訳ない。
　この計画、意見募集が２６日から始まります。「行政改革」の視点から、みなさんの忌憚の無い意見をお寄せ下さい。

　※県内初　ケア(介護)ローソン
　新浜町に、介護相談窓口とサロンを併設したコンビニがオープンしました。全国で８番目、県内では初めての開店です。

　市内に施設を構える社会福祉法人がローソンと連携、店内には有資格者が常駐します。残念ながら、介護相談窓口は２４時間ではありません。午前９時半から午後５時まで。年末年始もお休みです。窓口での相談は無料。

（市会議員・中島健一）