2016年(平28) 11月17日
No.686
※大気汚染 若干改善か
市と兵庫県は、大気汚染等に関する環境調査を毎年実施し、環境基準の達成状況の公表等を行っています。先日、その昨年度の調査結果が発表されまし。測定値を見てみると、大気汚染については若干の改善が見られました。
微小粒子状物質(※1)については、一昨年、打出での観測値が環境基準を超え
ていましたが、今回はどの地点も数値が下がり、基準をクリアしていました。ただ、光化学オキシダント(※2)については、数値は下がっているものの環境基
準を超えていました。その他、有害大気汚染物質及びアスベストに関する調査結果は、全て環境基準等を達成していました。
光化学オキシダント(朝小の測定局 1時間値の最高値)
0・110PPM
環境基準1時間値 0・006PPM以下であること
※1 微小粒子状物質
大気中に浮遊している2・5μm(1μmは1mmの千分の1)以下の小さな粒子のこと。浮遊粒子状物質よりも小さな粒子。非常に小さいため(髪の毛の太さの30分の1程度)、肺の奥深くまで入りやすく、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が心配されています。
※2 光化学オキシダント
大気中の窒素酸化物や炭化水素が太陽の紫外線を受けて化学反応を起こし発生する汚染物質で、光化学スモッグの原因となり、高濃度では、粘膜を刺激し、呼吸器への影響を及ぼすほか、農作物など植物への影響も観察されています。
※ご当地ナンバープレート
原付バイク用のナンバープレートデザインが発表されました。デザインは一般公募から2作品が選ばれ、来年1月10日から交付されます。
応募のあったデザインは、一般部門に76点、こども部門に443点。その中から2点の作品が選ばれました。いずれも芦屋の豊かな自然を表現し、市花のコバノミツバツツジをちりばめたものと、海や山、川に恵まれた芦屋の自然と花火やサクラも描かれたものの2点です。
導入を提言していた者として、来年の楽しみが増えました。
※突き出し看板を撤去
三井住友銀行は、市内の芦屋支店と芦屋駅前支店の突き出し看板を撤去しました。条例施行後の看板撤去は、これが始めてでは。
市では撤去にあたっての費用助成制度を設けていますが、三井住友銀行は今回助成制度を利用せず撤去に踏み切ったとの事。自主的な協力に市も感謝しているようです。
※理事長 解任される
市内に本拠地のある社会福祉法人夢工房、保育園などの運営費を不正に流用していたと大きな話題となり、芦屋市の事業においても
多大な迷惑をかけていました。その法人において、理事長らの役職を解任したことが発表され、年内にも理事を一新した新体制になるとの事です。ようやく法人
としても落ち着きが取り戻せるようです。
市内には法人運営の保育園が3園ありますが、働く職員や子供たちにとっては、ほんとにいい迷惑だったと思います。現場では、これからも変わらない良い保育をお願いしたいと思います。
※開森橋 架け替え工事完了
約2年にわたって工事が進められていた架け替え工事が終了し、5日に渡り初めがあり、そして6日から開通しています。新しくなった開森橋、ハイキングの行きしなに、散歩の途中に寄ってみて下さい。
(市会議員・中島健一)
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