※ネット公開　わずか１４議会

　産経新聞の報道では、政務活動費の支出を裏付けるなど透明度を高めるためイン ターネット上で領収書を公開しているのは、近畿２府４県の１１１議会中わずか１４議会。兵庫県下では、芦屋市、神戸市、西宮市、加西市の各市議会と県議会 のみ。まだまだ情報公開については、課題があるようです。

　ちなみに、情報公開請求を経なければ公開されない市議会は、近畿２府４件１０５市のうち、５８市議会とまだ過半数を占めており、領収書を見る制度が全くない議会も３議会あったとのことです。

※住みたい街　芦屋が急落？
　ニュースになったのは、大手不動産など７社が７月、運営する新築物件サイトの会員を対象に、９５７人が回答したアンケートで、 関西は２府２県（兵庫、大阪、京都、奈良）の駅から選ぶものです。その結果が、昨年１位だったのに１０位にまで順位を落とし、驚きをもって報じられまし た。

　確かに長年続けられているアンケートではあるようですが、いろいろな指標があ るのですから、そんなに仰々しく報道されても…。しかし、別の不動産会社のアンケートでも３位から８位にまで落ちていますので、なんらかの要因があったの でしょう。巷では屋外広告物条例が影響した、との話もありますが憶測の範囲を出ず、確かなことは分かりません。よき伝統と新しい魅力作り、地道に続けるし かありません。

　余談ですが、地域ブランド調査というものでは、芦屋市は昨年の７９位から順位を上げて４７位につけています。この調査は、全国１０００の市区町村と４７都道府県を対象に、男女・各年代・地域別にほぼ同数ずつ回収した３万３７２人の回答によるものです。

　各地域のブランド力を徹底評価する日本最大規模の消費者調査とも言われていま す。この調査では、兵庫県内では神戸市が９位、姫路市２７位、宝塚市５５位、明石市８８位、お隣の西宮市は９７位となっています。芦屋市は、県内では３番 手ということになります。そして魅力度第１位から５位までは、函館市、京都市、札幌市、小樽市、横浜市でした。このブランド調査で、もっと上位になりたい ですね。

（市会議員・中島健一）