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2016年(平28) 7月28日 議会レポのロゴ No.679

※慣れるのに悪戦苦闘

 議会と行政が協力してICT化に取り組んでいるのは、何度かお知らせしました のでご存知かと思いますが、システム等の構想段階から実際に稼動させるまでの試運転期間が、いよいよ始まります。その手始めに、議員にひとり一台ずつ iPad Pro(アイパッドプロ)というポータブルタイプのコンピューターが配布されました。

 先日、講習会が開かれ手ほどきを受けたのですが、どうも使い勝手が。スマホの 大きいものと思えばいいのですが、アップルは初めてで慣れるまで時間がかかりそうです。でも悠長に構えていては大変。9月議会からこれを使いこなさない と、審査に大きな影響が出てきます。ペーパーレスの一環として、これまでの配布物の多くが廃止され、ネットで閲覧しなければならないからです。

 初めてパソコンが出始めた頃は、興味心旺盛でなんでも吸収できた気がします が、仕事がらみとなると少々感覚が微妙に違いますね。それはさておき、高価な商品ですし壊したら弁償する必要があるので、講習会のときに聞いた専用保護 ケースと言うものを購入したのですが・・・。後日、事務局から「まとめて買うので個人で購入しないように」との連絡。遅いよ、連絡が遅い! そういうこと は、講習会の時に言って下さいな。それとも、講習会後に急遽まとめて買うことになったんでしょうか?? 

 まとめて購入する保護ケース、私の分は現物よりも現金支給に…。なんてことにはなりませんから、読みたい本が数冊買えたのに、と心の中で泣いています。

※日本一厳しい規制 
 屋外広告物を規制する条例が施行され、まもなく一ヶ月を過ぎようとしています。そんな中、スーモジャーナルに良くまとめられた 記事が掲載されていましたので、こちらで皆さんにもご紹介したいと思います。引用元の記事には、多くの写真や画像で分かりやすく紹介されていますので、で きればぜひそちらで全文をご覧下さい。

引用元のアドレス http://suumo.jp/journal/2016/07/01/114034/


 今回、施行された条例の主な規制は次の通りになります。

●屋上広告は禁止
●回転灯、点滅灯、ネオンサイン、LEDの使用は原則禁止
●蛍光塗料、反射光の強い塗料などの使用禁止。色の組み合わせに配慮し、彩度の高い2色、補色、彩度の高い色と黒の組み合わせは避ける
●アドバルーンは禁止
●1文字当たり1u以下、地上からの高さが15mを超える箇所に掲出する場合は2u以下


 さて、記事の中では、このように紹介していました。

壁面からの突き出し看板のサイズや色彩も制限

 このほか、壁からの突き出し看板や、壁面看板、置き看板などについても 詳細なルールが設けられている。例えば、JR芦屋駅の周辺や国道沿いなど商業施設も多い「広告物誘導特別地域」でも、突き出し看板の面積は1u以下、複数 の施設への案内誘導広告の面積も1施設当たり1u以下で高さは5m以下といったルールとなっている。厳しい規制で知られる京キ市の広告条例でも突き出し看 板は3u以下となっているので、この点で芦屋市の条例は日本一厳しいとも言えるだろう。突き出し看板の規制は、落下事故のリスクを踏まえた安全対策という 側面もある。また、色彩についても「各色相において最も彩度が高い色、明度が9を超える無彩色は禁止色」など、細かな制限が設けられており、真っ赤や真っ 黄といったハデな色は使用ができない。


 そんな厳しい規制に、混乱は起きていないのかとの疑問について記事では…

 こうしてみると、非常に厳しいルールのように思える。もしも、都心部の繁華街などでこのルールを適用しようとすれば大混乱が起こるように思えるのだが、芦屋市では大丈夫なのだろうか?
「事前に調査を行ったところ、条例違反となる広告物が約500件存在していました。条例が施行される7月から3年間の経過措置期間を設けていますので、こ れから是正をお願いしていくことになります。是正計画に対する補助金も設けていますが、景観を保全し住宅都市・芦屋のブランドを守っていく条例に対して は、多くの市民の方から理解を頂いています」と東氏。大きな違反となるものは事前に協議して、是正へと動き始めているケースもあるという。規律が保たれた 美しい街並みは、多くの市民の理解と努力によって造りあげられてきたということだろう。訪ねる機会があれば、山麓側から海岸までゆっくりと芦屋市を散策し てみるといい。その良さが実感できるはずだ。

 
 この、最後の文章が嬉しいですね。まだまだ始まったばかりで、しばらくは移行期の混乱があるかもしれませんが、市民の知恵と協同で乗り越えていきたいですね。

(市会議員・中島健一)


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