2015年(平27) 11月26日
No.663
※教育施設用地、県が譲渡へ
兵庫県が16日に発表しました。その概要は、次の通りです。
《兵庫県発表》
潮芦屋教育施設用地を芦屋市へ平成28年3月末に譲渡する予定となりましたのでお知らせします。
○用地の概要
所在地:芦屋市涼風町
面積:2万7561・55平方メートル
現況:スポーツクラブ事業として暫定利用中
・事業者 ミズノスポーツサービス(株)
・施設 クラブハウス、フットサルコート、テニスコート、
ゴルフ練 習場、駐車場等
※芦屋市が平成29年3月末までの1年間、現事業者による事業運営を継続させる予定
○芦屋市の土地利用計画等
・子育て支援(認定こども園)
・健康増進(少年サッカー・フットサル兼用コート、
テニスコート等)
・地域交流(多目的交流スペース、集会所等:防災機能を付加)
○土地価格(見込み):約20億円
○今後の芦屋市における予定
平成27 年11 月〜
地元説明を実施(用地の利用方針等)
平成28 年3 月末
県企業庁から芦屋市へ教育施設用地の所有権を移転
平成28〜29年度
事業実施計画策定、工事着手
平成30年度 供用開始
同日、芦屋市も市議会に対して報告を行いました。内容はほぼ同じで土地利用に関して、教育機能(子育て支援)に関して約3千u、社会教育施設に約2万4
千uを当てる予定とのことでした。価格についても約20億円となっていますが、今後鑑定評価等を行って確定するとの事。数か月前には30億円を超える価値
があると聞いていましたから、県との折衝でかなり価格を低く抑えたようです。
議会に議案としては、これから上程されることになります。
※些細なことでも…
最近多くみかける動物虐待報道。最近では伊丹市昆陽池でのでき事が特集されたりしています。あまりおどろおどろしく報道するのも如何なものかと思いますが、やはり注意が必要なのも事実。
先日、六麓荘町の市道で、頭部が切断されたハトの死骸が発見されました。芦屋
警察は故意に切断した可能性があるとして、鳥獣保護法違反容疑を視野に調べています。そういえば、動物虐待ではありませんが、自宅に帰るとクロゼットに見
知らぬ男性が潜んでいた、そんな事件も市内で起こっています。
地域や身近な所で気になる事があれば、遠慮せずに警察や市役所に相談を。もちろん、事件は即110番を
芦屋警察 23‐0110 市お困りです課 38‐5401
※ジェネリック 医師と相談を
厚生労働省はジェネリック医薬品の使用目標を、「平成30年3月末までにシェアを60%以上」と定めています。芦屋市においても、医療費を抑える観点などから、ジェネリックを推進しているところです。
市の努力もあり、平成24年5月の使用量約41%が、平成26年12月には56.6%まで上がり、26年度におけるその効果額は約870万円となっています。
市の財政負担が減る点、この点に限れば効果があるのは事実ですからジェネリッ
ク推進は歓迎されるべきものです。しかし、それは患者さん自身が医師とジェネリック利用について、よく相談し納得の上でのものでなければなりません。つま
り、ただ単に安いからジェネリック、では本当の意味での治療、財政効果とは言えないからです。
政府はジェネリックを推進していますが、厚労省の意識調査では医師の半数がジェネリックに対して不信感を持っています。その理由は、「新薬(先発品)との効果・副作用の違い」が67.9%、そして「新薬との使用感の違い」が38.6%となっています。
日本ジェネリック製薬協会は、ジェネリックは新薬と「同じ有効成分を使ってお
り、効き目、品質、安全性が同等な薬」としていますが、医師はそう思っていないようです。現に日本医師会には、ジェネリックに替えると効果が減じてしまう
症例が多く寄せられているそうです。また問題なのは、調剤薬局から医師へ情報提供があるものの、患者さんがどの薬局に行くのか、どんなジェネリックを置い
ているのかが事前にわからない事です。
つまりジェネリックを利用する際は、医師ときちんと相談することが治療の上で欠かせないことがわかります。ジェネリックの効果を認めつつ最大限の治療効果も引き出す、これには患者さんの主体的な努力が必要なことを忘れてはなりません。
(市会議員・中島健一)
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