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2015年(平27) 10月15日 議会レポのロゴ No.660

※予算要望に向けて

 予算編成に向けて要望書を毎年出していますが、今年もその時期となりました。現在、提出日に向けて鋭意作成中です。もし、こんなことあんなことを実現してほしい、そんなご要望がありましたら、お早目にメールでお知らせ下さい。

※あなたのマンションは…?
 市内居住者の半数以上が現在、集合住宅に住んでいます。その集合住宅の管理、お宅のところは大丈夫でしょうか。知らないで準備をしていないと、ある日突然大規模修繕などで大きな金額が必要になることも。だからこそ、日頃から関心を持つ必要があります。

 芦屋市では、管理組合の円滑な運営や区分所有者の当事者意識の醸成などを目的に、今回も無料のセミナーを2回開催します。個別相談や耐震化セミナーもありますので、集合住宅にお住いの人は、ぜひご参加を。但し、先着100名ですので、申し込みはお早目にお願い致します。

  ■とき 10月31日(土)午後1時半から
              マンション生活のルールとマナー
       11月28日(土)午後1時半から
              大規模修繕工事を成功させる
                      (どちらかひとつだけどもOKです)
  ■ところ 市民センター
  ■問い合わせ、申し込みは…38‐2721

※それでいいのか芦屋市は
 市は屋外広告物条例を次の議会に提案し、市内の広告物規制を強化しようとしています。京都市よりも強化される、と報道された事 もあり既にご存じの人もいるかと思います。そこで問題になってきているのが、市章、芦屋市庁舎屋上に掲げてある市のマークです。条例に抵触するからと、

  「まず自ら襟を正す必要がある」
  「市役所だからといって無理して市章を付ける必要はない」
                       (10月5日付神戸新聞引用)

とコメントし、「撤去を決定」したとの報道がなされています。私は正直驚くというより、ものすごく情けないというかさびしい気持ちになりました。真面目に 仕事をしていると思うのですが、自治体の市章、それも市庁舎に掲げている市民が誇りにしているであろう市のマークを撤去するなど、そんな簡単に判断するの は、私の感性ではありえません。

 「まず自ら襟を正す必要がある」、聞こえは良いのですが、そもそも企業や営業 用の広告でもない自治体の市章を条例の規制対象にする必要があるのでしょうか、杓子定規ではなく柔軟性をもって対応するべきだと思います。規制するのであ れば、薄汚れたまま駅前などに設置している市ののぼりや掲示板を即撤去するか、新しくやりかえるべきですし、議員の立て看板等、他の法令で許されてはいま すが、見栄えでいえばこちらの方が問題でしょう。

 さらに言えば、市庁舎自体建築関係の法令に適合しているのか、建設時から問題を認識しながら現在に至っている、と聞いています。
 とにかく、この件に関しては簡単に決めるべきものではないと思います。

※最低賃金改正
 県下の最低賃金が10月から上がりました。794円です。大阪府は858円、京都府は807円、滋賀県764円、三重県771円などです。
 最低賃金制度とは、最低賃金法に基づき国が賃金の最低額を定め、使用者は、その最低賃金額以上の賃金を労働者に支払わなければならないとする制度です。つまりこれ以上は支払なさいという最低基準になります。

 最低基準ですから、芦屋市が人を雇用する時この基準と同じ額ということは、ま ずありえません。しかし、委託など市が直接雇用しない場合、委託先によっては雇用される人がこの金額で雇われることがあります。たとえば、駐輪場です。最 低賃金です。もちろん、最低というだけで法は守られています。しかし、市が関連する職場でありながら最低賃金で雇用される、これで良いのでしょうか。

 市の労働者に対する考え方が問われているところだと思います。

(市会議員・中島健一)


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