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2015年(平27) 8月20日 議会レポのロゴ No.655

※合格者なし 市芦高跡地公募

 市立芦屋高校跡地の有効的な活用をめざし、活用事業者の募集が行われていました。
 3者の申込みがあったようですが、結論としては「合格者なし」。

 市は跡地について、現行の用途地域の中で建設できる建物の提案を広く募り活用 をするため、事業者の募集を1ヵ月程行っていました。提案事業者は3者あり、それぞれプレゼンテーション等が行われたものの、跡地活用事業提案競技審査委 員会は、審査の結果「提案合格者なし」と決定したものです。

 議会への詳細な報告はまだですが、市の今後の対応が注目されます。

※特別委員会の設置は…
 議会では、特別委員会の設置について協議が続けられています。検討されているものとして、消防署の建て替えや福祉施設の建設も入っていることから市営住宅集約事業や、南芦屋浜の教育施設用地の活用、パイプラインの存廃等があがっています。

 今後協議が続けられ結論に至れば、早ければ次の定例議会に設置されることになります。決算特別委員会もこの定例会で設置され、昨年度の決算審査が来月下旬に行われる予定です。また、議長の諮問機関としてICT化に関する委員会を立ち上げることが決定しました。

※会議規則の改正へ
 以前、全国市議会議長会から「女性議員が活躍できる環境整備」の一環として、欠席の届出事項に「出産」を入れる規則改正を促す 通知があったことを書きました。芦屋市議会の規則では、特に改正しなくても支障はないのですが、現在、「出産」という言葉を規則に入れるため、改正に向け ての検討がなされています。
 先日行われた議会運営委員会で、具体的な改正案が議会事務局より示され、各会派で鋭意検討中です。おそらく改正に向かうものと思います。

※地方議員 減少が続く
 芦屋市議会も昔は30人の議会でした。この間、何度か定数削減が行われ21人に。約三分の一減った事になります。

 一番新しい調査によると、813ある市区議会の実数は、昨年末現在で1万9570人、前年に比べて283人減少しています。過去5年間を見てみても毎年減少が続き、この間だけでも1500人近くの減です。

 これは全国的にもいえることで、都道府県議会と町村議会を合わせると、この10数年間での減少は40%を超えています。時代の流れとはいえ、地方自治とは何か、この原点をしっかりとらえておくことが大切かと思います。

(市会議員・中島健一)


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