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2015年(平27) 7月9日 議会レポのロゴ No.652

※芦有 通行止め解除に

 昨年8月、台風がもたらした災害の一つに芦有ドライブウェイの道路が崩壊、通行止めとなっていました。この間、災害復旧工事が進められてきましたが、ようやく通行止め解除、全線開通になります。

  7月17日午後2時から全線開通

 この開通に伴い、期間限定ですが宝殿〜有馬間が無料となります。

※阪急バス ダイヤ変更の不満
 阪急バスのダイヤ変更、改善されたところは良いのですが、かなり不便となっている地域もあります。芦屋有馬線も通行止め解除で 再開しますが、この路線も減便。芦屋市は、民間企業なので仕方ない、との立場のようですが、市民の利便性を考えて物申すべき点はしっかり伝えてほしいもの です。

※防犯カメラの設置を
 定例議会の一般質問では、防犯カメラについて市が率先して小中学校の通学路他に設置をするよう求めました。

 「防犯対策では、防犯カメラの設置に関する県の補助制度と合わせた新たな補助制度を設けることで設置を促進し、犯罪抑止力の向上を図ってまいります」

 市長は今年度の施政方針で述べています。犯罪抑止力の向上を図るため設置を促進することに異議はありません。しかし、補助制度を設けて申請待ちで設置が促進されるとは思えません。それはそれで進めつつも市が主体的に設置に動きだす、ここが大事だと思うところです。

 私は、助成制度と並行して、市が率先して小中学校通学路他に設置をしていくことが、子供の安全を確保し、ひいては市内の防犯に貢献するものと考え、設置に向けて取り組むことはできないのか質問をしたところです。

 自治会連合会でも、ひったくりや犯罪発生の抑止効果を期待して道路への防犯カ メラの設置を求めています。また、助成制度だけでは設置が進まないのはこの間の実態を見ても明らかであり、この点を指摘したところ、今後、市が主体的に設 置する、その方向に姿勢を転換することを明らかにしました。

 なにはともあれ、一歩前進のようです。

※屋外広告規制
 芦屋市は景観行政団体のメリットを生かし、独自に屋外広告物条例を制定し無秩序な広告物を規制する方針を打ち出しました。具体 的には13日より市民意見を広く募集することとし、全国一厳しいといわれる京都市条例より踏み込んだ内容も多い条例を、来年4月1日施行を目指していま す。

 「芦屋らしい上質な街並みを守るため」と、市は張り切っています。熱意は評価しつつも議会では慎重審査が必要なようです。

(市会議員・中島健一)


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