2015年(平27) 6月4日
No.650
※地方議会の所属党派調査
総務省が、昨年末の時点における調査結果を発表しています。
その結果を見ると…
公明党 2302人(11.8%)
日本共産党 1817人( 9.3%)
自由民主党 1671人( 8.5%)
民主党 839人( 4.3%)
社会民主党 254人( 1.3%)
維新の党 29人( 0.1%)
次世代の党 1人( 0・0%)
生活の党 0人
諸派(※) 516人( 2・6%)
無所属 12147人(62・1%)
合計 19576人 欠員 354人
定数合計 19930人
※地方政党などを諸派としています
国会では自民党が第一党となっていますが、地方議会では公明党が第一党となっており、ここ数年変化はありません。ですが、約6割を占める無所属、この多
くが党籍を持ちつつも無所属で出馬している自民党ではないかと推測できますので、実際は地方においても自民党が第一党かと思います。
これは昨年末の調査ですので、今年の統一地方選挙の結果どうなっているのか知りたいところです。たぶんいわゆる革新政党が議席を伸ばし、野党第一党が減らしているのではないのかなと。
また、女性議員は比率では年々増えており、この調査では13・8%が女性議員となっています。ただし、実数でいえばここ数年をみると、2700人前後を推移しています。
所属党派別で見てみると
公明党 685人 共産党 681人 民主党 132人
と続いています。この点では自民党が大きく出遅れているようです。
※新議会 どうなる会派構成
見聞きしたことを差し障りのない程度にご紹介。遅くても今月(6月)半ばには、明確になるかと思いますが。
新社会党はこれまで2人で会派を組んでいましたが1人に減りましたので会派に所属しない無所属議員の可能性大。維新の党は、2人当選したことから最低でも2人会派、しかし議運に委員を出せる3人会派を目指し交渉しているかも。
公明党、共産党はそれぞれ3人で独自の会派を結成すると思います。以前4人会
派だった新風は2人脱会し2人会派になっていますが、どうも会派そのものが新議会では無くなるのでは、ともいわれています。以前7人会派だった未来の会は
1人退会させ6人、選挙で1人減り5人となっていましたが、創政の会や新人議員と新たな会派を視野に調整中。
その他、会派に所属せず1人で活動する無所属議員が過去の例に比べて増えそうな気配です。
会派に所属しない議員が増えると、議会運営も実務上も事務局の負担が増えるので、事務方としても会派構成がどうなるか気になっているようです。
※議員有志 街頭で募金活動
ネパール地震での被災者を支援するため芦屋市議会では有志がJR芦屋駅頭で募金活動を行いました。
約1時間の活動で5万円を越える募金が集まりました。ありがとうございました。集めた募金は、県の義援金募集委員会にお渡ししました。
(市会議員・中島健一)
バックナンバーINDEXへ
HOME
|