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2015年(平27) 5月14日 議会レポのロゴ No.648

※当選告知と当選証書の付与

  「選管も大変だ」とつくづく思うのは、やはり選挙のときです。開票作業が終わってもそれで終わりではなく、そこから委員会を開き当選の告知や告示をしなけ ればなりません。私のところには、深夜の2時近くに選挙管理委員会から当選告知の電話がありました。仕事とはいえ、関係者のみなさん、本当にお疲れさまで した。

 開票の翌日には当選証書付与式が開かれました。式は議場で行われ、議員席には当選した市長とあいうえお順で市議が、選挙管理委員は当局側に座り、厳かな雰囲気で当選証書が付与されました。
改めて、市会議員としての職務をしっかり果たしていく、そう決意したところです。

 さて、当選すると議員徽章(いわゆる議員バッジ)をもらえるのですが、これは任期初日まで待たなければなりません。徽章を初めてつけた時には感激もしましたが、徽章を何かの権力かのように勘違いしている議員を見ると(他市の事です)、なぜかこちらが恥ずかしくなります。

 ですが、これがないと国会議員は大変です。議場に入れないのですから。有名な 話として、福田赳夫氏が首相の時、バッジをつけ忘れて衆議院議場に入ろうとしたところ、衛視に制止され、あわてて辺りにいた当時の森喜朗官房副長官から バッジを借りて入場したことが語り継がれています。一国の総理であっても議場入場に「顔パス」は認められていないのです。

 芦屋市議会では、そういった決まりごとはないので、議場で徽章をつけていない人もいます。いや、あったら少々困ったことになるかも。ワイシャツに穴を開けないと、議場でクールビズを実践できなくなりますから。

 議員徽章、芦屋市議会では以前、全国市議会議長会の全国共通の徽章をつけてい ましたが、先回から芦屋独自の徽章になりました。理由は経費削減です。なぜか独自に発注するほうが安いのです。経費をかけず、芦屋市の市章も入れられるの ですから独自の徽章の方が良いわけです。スケールメリットは、議長会のほうに分があるはずなのですが…。

 ちなみに、議員徽章を「貸与」し、任期が終われば返還しなければならない、そんな自治体もあります。

※市立高校跡地、事業コンペに
 市から、4月30日に開かれた総務常任委員会にて、市立芦屋高校跡地については事業者による跡地利用の提案競技(コンペ)を行う旨の報告がありました。

 跡地については、当初教育施設に絞って売却先を探していましたが難航し断念、 宅地として売却する方向になりました。敷地はおよそ1・8fで、事業提案応募は6月から始まります。その後、プレゼンテーションなどが行われ7月下旬には 仮契約、議会には9月の定例会に議案として出される予定です。最低売却価格は9億5千万円。

 さて、傍聴には選挙後の委員会という事で次期議員の新人さんも来ていました。 ところが、選挙でお疲れなのか気持ちよさそうに寝ているではありませんか。会議のあと、現職議員の間で「何しに来たんかいな」「大物や」「先が思いやられ る」などの会話が交わされていました。トップ当選、市民の期待がそれだけあるということですから、6月からはしっかり頼みますよ、維新の党の次期議員さ ん。

※クールビズ
 今年も、この5月から10月末まで、芦屋市は執務室や会議での軽装に取り組んでいます。具体的には、上着を着用しない、ノーネクタイに努める、というものです。これに加え、空調温度も28℃です。
 環境省では3年前からスーパークールビズを唱えています。アロハシャツもチノパンもスニーカーもOK。節度を守れば、ジーンズやサンダルでも良いそうです。さすがに芦屋市では、そこまでは推奨していません。やはり窓口対応などでは品位も必要ですから。

(市会議員・中島健一)


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