※小学校建設計画、中止へ

　３月３０日に開かれた民生文教常任委員会にて、市長は南芦屋浜に建設しようとしていた小学校について、中止することを表明しました。理由として、｢市民の皆様の多くが小学校建設には反対であると認識(中略)中止と苦渋の決断をいたしました｣との事です。

　翌日の３１日に、市長の意向を受け臨時の教育委員会が開かれました。教育委員 会は審議の結果「重く受け止め、教育委員が全員一致で、方向性として現段階において、小学校の新設については、断念せざるを得ないと判断」し、４月１０日 の教育委員会で、小学校を新設しない場合の「通学の安全・安心」やコミュニティづくり等について審査する予定となっています。地元に対しての説明会も急 遽、開かれることに。

　政策の急転回となりましたが、地元の意向などが反映され一安心です。

※中学校卒業生の進路
　この３月に市内中学校を卒業した生徒の進路先が分かりましたので、概要をお知らせします。なお進路は多岐に渡りますので、２人以上が進んだ先を紹介します。
　
　　　　　県立東灘　普通 ４３人　　　　県立御影　普通 ５５人
　　　　　県立神戸　普通 ３２人　総合理　２人
　　　　　県立芦屋　普通 ６４人　　　　県立兵庫　普通　５人
　　　　　市立六アイ　普通 ３３人　　　県立長田 普通　３人
　　　　　市立葺合　普通　２４人　国際　５人
　　　　　市立須磨翔風　総合　２人　　県立国際 国際 ３人
　　　　　市立科学技術　１０人　　　　　市立尼崎双星　２人
　　　　　市立尼崎　体育　２人　　　　　県立西宮　音楽　２人
　　　　　県立兵庫工業　３人　　　　　　県立尼崎工業　３人
　　　　　県立尼崎小田　国際探求　２人
　　　　　県立農業　２人　　　　　　　　　高等専門学校　５人
　　　　　県立西宮香風　普通１部　４人
　　　　　　　　　〃　　　　普通２部　７人
　　　　　　　　　〃　　　　普通３部　５人
　　　　　公立定時制高校　８人　　　　　特別支援学校　５人
　　　　　全日制私立高校(県内･外)　１７７人
　　　　　通信制私立高校(県内･外)　１３人
　　　　　未定　２人　　　　　　　　　　　※教育委員会配布資料より

※県議選　１７選挙区で無投票
　県議選では、丹波、但馬、播磨、淡路、阪神地域で定数１の「１人区」を中心に、前回（２０１１年）の８選挙区の２倍を超える１７選挙区で無投票となり、１８人が当選を果たした。

　無投票は、たつの市・揖保郡（定数２）と、いずれも定数１の洲本市、芦屋市、 豊岡市、赤穂市・赤穂郡・佐用郡、西脇市・多可郡、三木市、高砂市、小野市、篠山市、養父市、丹波市、南あわじ市、朝来市、淡路市、宍粟市、加東市の各選 挙区。全４０選挙区の４２．５％を占める。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(読売新聞４月４日付より抜粋引用)

　芦屋選挙区での当選議員は次の通りです。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　しではら　みや（４４）　無所属

※火力発電所へ　意見書提出
　神戸製鋼所火力発電所(仮称)の設置計画が進められています。場所は神戸市灘区灘浜東町２番地で出力は６５万キロワットを２機。運転開始時期は平成３３年度の予定となっています。

　燃料が石炭のため、科学技術が以前に比べ発達してはいますが公害の懸念がない とはいえません。設置されるまでには幾度かの環境影響評価や住民からの意見聴取等があります。このたび芦屋市は、環境保全の見地から神戸製鋼所に意見書を 提出し、適切な対応を求めているところです。

　内容としては、住民等関係者への説明、煙突の高さ決定が客観的に分かるように、採用可能な最新鋭のばい煙処理施設の導入、現時点でも微小粒子状物質が環境基準を超過しているので環境影響評価の実施、その他に水質や温室効果ガスの点なども対応を求めているところです。

（市会議員・中島健一）