2015年(平27) 2月26日
No.639
※可決成立 議員定数1削減
定例議会の開催初日、総務常任委員長より報告のあった、継続審査となっていた議員削減議案は、賛成多数により可決し次期市議会議員選挙より施行されることになりました。
賛成会派・議員
あしや未来の会、公明党、創政クラブ
長谷、寺前、徳重、中島かおり各議員
反対会派・議員
共産党、新社会党、いとう議員
定数は1減り21議席となりましたが、自動的に議会の質が向上するとは限りません。それこそ、西宮では「維新」という名を利用し当選したものの、辞職す
るに至った県会議員もいましたし、「憎まれっ子、世にはばかる」という言葉もあります。その意味においても4月の選挙は大切な選挙といえます。
見栄えの良いチラシや党名だけで判断せず、4年間任せられる人を、じっくり選んで投票という権利の行使をお願いします。
※教育長、再任される
初日には、教育長の任命同意議案が上程されました。この上程に先立ち、全体協議会が開かれ、教育長候補者(現教育長)から所信表明を受け質疑を行ったところです。
本会議において議案は即決され、全会一致(寺前議員は退席)で同意されました。4月から引き続き、現教育長(左記)が新制度の下で教育委員会を代表し、芦屋の教育を3年間担われます。私も大いに期待するものです。
福岡 憲助 芦屋市川西町在住
※その他、人事議案
初日に即決された人事議案は、教育長の議案以外に2件ありました。
▼固定資産評価審査委員会委員の選任同意
3月末で任期満了のため、次期委員を選任同意するもの。引き続き、左記の現職が選任同意されました。
坂田 祟 西宮市甲子園口北町在住
▼人権擁護委員の候補者推薦
6月末で任期満了のため、次期委員を推薦するものです。引き続き、左記の現職を推薦することに。
津田 由貴 芦屋市山芦屋町在住
※新年度予算案の概要@
来年度予算案の概要についてお知らせします。
一般会計 435億7千万
特別会計 約295億5千万
企業会計 約93億5千万
合 計 約824億7千万
主な事業費(総額)の概要は次の通りです。
▼健康・福に関するもの
◎新規事業
・地域型保育事業 約1億3千万
小規模保育事業への運営費給付等
・施設型給付 約1億円
私立認定こども園、私立幼稚園へ
・市立保育所防犯カメラ設置事業 約5千万
保育所全園に防犯カメラ、電子錠の設置をし、遮光ネットの強化工事
・生活困窮者自立支援事業 約3千万
相談支援の他、有期での家賃相当額の支給、就労支援事業等の実施
・養護老人ホーム和風園改修 約2千万
・妊婦歯科検診事業 162万
妊婦に無料受診券1回を交付
・市内AED設置事業 約119万
市内の24時間営業コンビニにAEDを設置
◎拡充
・中学3年生まで通院医療費無料化 約2億5千万
所得制限はありますが、これは大いに評価したい点です。
◎その他
・保育所関係費 約21億3千万
・生活保護に要する経費 約12億5千万
・障害者総合支援法に基づく介護給付費 約11億9千万
・予防接種事業 約2億6千万
・臨時福祉給付金支給事業 約1億4千万
・グループ型家庭的保育事業費 約6千万
・妊婦健康診査費助成事業 約5千万
・子育て世帯臨時特例給付金事業 約5千万
次回は教育に関する予算概要をお知らせします。
(市会議員・中島健一)
バックナンバーINDEXへ
HOME
|