2014年(平26) 10月9日
No.624
※うっかりでは困ります
市のホームページ、10月1日の午前0時からアクセスできない状況になり、これに伴い電子メール等も利用できなくなりました。
ホームページがネット上で攻撃を受けてダウンしたとか、システム上のトラブル発生ならまだ理解できますが、手続き上のミスで使用できなくなったとの事に、もうね、…。
市が言うには、併用していたドメインの一つを廃止した際に、主回線まで使用できなくなってしまったとの事。そして使用契約の変更手続き上の誤りとしていますが、廃止の申請書類を作成したのは市側のはずです。
申請書類に誤りがあったのなら、起こしてはいけないとんでもないうっかりミスで、懲戒の対象になるのではないかと思いますし、相手方のミスであるなら損害賠償の対象になるのではないでしょうか。
どの過程でミスが起こってしまったのか、事態を把握したのはいつの時点か、このまま復旧したから「OK」とは、とても言えない重大な事象といえます。
※会派退会で構成に変化
一身上の理由から、寺前、徳重の両議員があしや新風会から退会されました。これに伴い、あしや新風会所属議員は4人から、長
谷、いとう議員の2人になります。そしてこれまで選出していた議会運営委員は、オブザーバーに、特別委員会も選出委員数2人が1人に減ることになり、今
後、委員や役員の異動が行われることになります。
現時点(10月3日)での会派構成は次の通りとなります。
会派名 人数 所属議員
イーブンあしや 7 青山、福井、重村、中島(か)、畑中
中島健一、松木
公明党 3 田原、帰山、徳田
共産党 3 木野下、森、平野
創政クラブ 2 長野、都筑
新社会党 2 前田、山口
あしや新風会 2 長谷、いとう
会派に所属せず 2 寺前、徳重
※カジノは必要なのか?
臨時国会で本格的に審議される法案の中に、カジノ運営を合法化するためのものがあります。この国会で、成立するとも言われていますが、その必要性は本当にあるのでしょうか。
刑法で禁止してきた「賭博」をあえて合法化するというのは、これまでの考えを
どう変えるのか、また、民間運営のカジノを合法化することが法制度上、整合性を取れるのか、この辺のち密な議論が不十分との指摘もあります。2020年の
東京オリンピックに向けて、とせず、しっかりとした議論を希望するものです。
世界最大級の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」によると、「旅行者による世界の都市調査」で、「総合的な満足度」の第1位を獲得したのは東京でした。(2014年5月発表)
米国の大手旅行雑誌「トラベル+レジャー」は、旅行で訪れたい世界の観光都市ランキング(14年版)で、京都市が1位に選ばれたと発表しています。
これらの調査結果は、ある意味カジノがなくても日本の観光資源は豊かだとも言えると思うのです。
「成長」戦略、必要なことではあるのですが、カジノを進めるにあたっては慎重に議論を重ねて欲しいと思います。
ちなみに候補地として、阪府が夢洲(ゆめしま)を準備し、大型リゾートの設置や近隣テーマパークであるユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)との連携が有力視されています。
(市会議員・中島健一)
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