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2014年(平26) 8月7日 議会レポのロゴ No.617

※学生親善使節の表敬訪問

 7月31日、姉妹都市モンテベロ市から学生親善使節として芦屋市に滞在中の、アレハンドロ・セペダさん(アレックス)とジュリエッタ・ペラレスさん(ジュリー)が、市議会を表敬訪問されました。

 アレックスは背が高く、ジュリーはチャーミングで、2人とも日本の高校生より大人びているように感じたところです。この表敬訪問には、芦屋市からモンテベロ市に学生親善使節として訪米予定の、平野菜翼(なつ)さんと山ア直(なおし)さんもご一緒でした。

 学生親善使節事業が始まったのは、1964年からで、今年は50回目の記念すべき年となっています。これまで194人の人が、学生親善使節としてお互いの市を訪問しています。長きに渡り交流が続いているのは、本当に良い事だと思います。

 ただ残念なことに、市はモンテベロ市以外に姉妹都市あるいは友好都市などを増やす考えを持っていません。国際文化住宅都市を標榜するならば、この点は是非改めていくべきかと考えるところです。

※10市協
 一昨年、大阪市が脱退した大阪国際空港周辺都市対策協議会(略称・10市協)の通常総会が伊丹で開かれました。

 現在の加盟自治体は、豊中市、池田市、箕面市、吹田市、尼崎市、西宮市、宝塚 市、川西市、芦屋市、伊丹市の計10市で、この通常総会には来賓に、国土交通省の航空局、大阪航空局、大阪空港事務所、新関西国際空港、大阪府政策企画 部、兵庫県県土整備部などから来られていました。

 総会で中心となった話は、コンセッション。
簡単に言えば運営委託でしょうか。新関空会社は現在、このコンセッションの実現に向け取り組んでいるのですが、実現にあたっては10市協として万全な安全・環境対策が実施されるよう指導と監督を求めているところです。

※川西の市制施行周年記念
 川西市が市制施行60周年という事で、記念式典に参加してきました。式典自体は粛々と進行し盛会の内に終わりましたが、その中で目を引いたのが桜。季節はずれのこの時季に開花していました。

 開花させたのは150年の老舗、花宇(はなう)という花と植木の卸問屋の5代 目西畠さん。その分野では国内はもとより海外でも有名な人のようです。その方が言うには、自治体からもいろいろと仕事の依頼があるのに、地元の川西からは これまで無かったし、今回の周年にもお声がかからないと思っていた、良い意味で期待が外れた、と冗談交じりで話をされていました。

 川西市の市長は笑って応えていましたが、これは他人事ではありません。芦屋市内にも著名な方が数多くお住まいになっていますが、その力を行政運営の各方面で充分発揮して頂いているのか、何がしかの対応が要るのではないかと思ったしだいです。

 話は変わり余談ですが、司会をしていたABCアナウンサーの浦川泰幸さん、独身だけどマンションを購入した、と少し嬉しそうに話をしていたのが印象的でした。

 ちなみに芦屋市は市制施行何周年かご存知ですか?
 芦屋市は今年で74周年目を迎えます。

 では、兵庫県内で一番早く市制を敷いたのはどこの市かご存知でしょうか?
 ひとつは神戸市です。そしてもう1市、それは姫路市です。明治22年ですから今から120年以上前のことになります。そして県内で一番早くもあり、全国 の他の31市とともに国内最初の市制施行をした市でもあります。県内で言えば、神戸、姫路の次に尼崎、明石、西宮、そして芦屋市となります。つまり芦屋市 は、県内では6番目に市制を施行した自治体になります。正確に言うと、芦屋市と同じ日に伊丹市も市制施行をしていますので、同列6位ってとこでしょうか。

 ちなみに、村から市に昇格した芦屋市のような自治体は、極少数派。この村から市の事は、以前にも書きましたかね??

(市会議員・中島健一)


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