2013年(平25) 6月6日
No.584
※予防接種について
子宮頸がん予防ワクチン、肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンについては、これまで任意接種でしたが、この4月より定期接種となっています。
最近の報道では、接種後の副反応が大きく取り扱われたこともありますが、「子宮頸がんは女性の人生に大きな影響を与える病気。ワクチンと健診で予防できる」と専門家も接種を勧めていますので、ぜひ接種を。
ちなみに日本では毎年約15000人が子宮頸がんと診断され約3500人が死亡しているとのことです。しかし、健診受診率が低い日本では、ワクチンが接種される事で発生を約70%減少させると期待されているそうです。
《注意》国の方針が現在揺れています。接種については十分注意を。
◆子宮頸がん予防ワクチン
接種対象者(平成25年度):平成9年4月2日から平成14年4月1日生まれ(接種時に小学校6年生〜高校1年生相当の方)
○サーバリックス(2価ワクチン)
1か月の間隔をおいて2回行なった後、初回1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回行ないます。
ただし、やむを得ず接種間隔の変更が必要な場合は、1か月から2か月半までの間隔をおいて2回行なった後、初回1回目の接種から5か月から12か月の間隔をおいて1回行なうことに。
○ガーダシル(4価ワクチン)
2か月の間隔をおいて2回行なった後、初回1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回行ないます。
ただし、やむを得ず接種間隔の変更が必要な場合は、1か月以上の間隔をおいて2回行なった後、初回2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて1回行なうことに。
◆小児用肺炎球菌ワクチン
接種対象者:
生後2か月から60ヶ月に至るまで(5歳の誕生日の前日まで)
初回接種が生後2か月から生後7か月に至るまでの間にある人と、生後7月に至った日の翌日から生後12月に至るまでの間にある人、そして生後12月に
至った日の翌日から生後24月に至るまでの間にある人については、それぞれ接種方法に違いがありますので、十分ご注意下さい。
◆ヒブワクチン
接種対象者:
生後2か月から60ヶ月に至るまで(5歳の誕生日の前日まで)
こちらも肺炎球菌ワクチンと同様に、初夏接種時の時期により追加接種の回数と時期が異なりますので、十分ご注意下さい。
※ネット選挙解禁
以前にネット選挙解禁について触れましたが、分かりにくかったかもしれませんので追加です。
今年4月に全会一致で可決・成立した改正公職選挙法により、インターネット選挙運動が解禁され、自由な選挙運動へ一歩前進することになりました。7月の参院選から施行されその後の地方選挙でも解禁されていくことになります。
この改正で選挙期間中(公示日〜投票日前日)でも、政党、候補者、有権者はホームページ、ブログ、ツイッター、フェイスブック、動画共有サイトなどを使った選挙運動ができるようになります。
有権者もネット上で、支持する政党・候補者への投票を呼びかけたり、候補者に質問したりと、政治参加の機会が広がります。
ただ良いこと尽くめではなく、なりすましや落選させたいが為の意図的な誹謗中傷、悪い噂も流布される懸念もあるところです。
この方面に苦手な人は、資金をかけないと大きな選挙ではかなり苦労するかもしれません。
(市会議員・中島健一)
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