2013年(平25) 2月21日
No.573
※公共施設の保全計画
市内の公共施設を維持管理していくためには、計画的な取組みが必要になってきます。
「本市においても例外ではなく、社会資本ストックの更新が課題となりつつあ
る。そこで、本保全計画は、現在市が保有している公共施設(建築物)の実態把握を行い、効率的かつ適切な維持管理を行うことを目的として計画したものであ
る」(計画の目的より抜粋)として、策定されたのが、この公共施設の保全計画です。
議会には1月末に報告がありましたので、その概要をお知らせします。
■公共施設の保全計画概要
○芦屋市における人口1人当たりの公共施設の延べ床面積は、人口5万以上10万未満の市よりも若干少ない。
○公共施設の約40%は建設してから30年以上が経過。全体的には老朽化が進行。
▽例えば…
昭和46年度建設
朝日ヶ丘小学校、奥山貯水池管理所、他
昭和52・53年度建設
潮見小学校・中学校、環境処理センター
山手中学校体育館、他
昭和61〜63年度建設
上宮川町改良住宅、図書館、芦屋病院外来棟、他
平成2年度建設
美術博物館、市役所本庁者南館、他
○用途別に見ると、住宅の29%が最も多く、学校園の26%を合わせると半数以上になる。
○バリアフリーの状況として、幼稚園、保育所及び集会所等では小規模建物が多く、対応が遅れている。
○市有建築物は445棟。そのうち整理をし、計画の保全対象は178棟にする。
○保全対象とは、長寿命化のための改修を行なうことが必要な公共施設。保全対象外は設置目的がなくなれば撤去する施設や、改修の必要がないもの。
○保全計画で期待される効果
・ 限られた財源の中で効果的な投資を実施できる。
・ 将来の予測が容易になり、効果的な投資を行いやすい。
・ 建替え工事を減らし、投資額を抑制。
○現状では45年間に小規模改修を2回行い建替えとしているが、長寿命化をするため、60年間に小規模改修を2回、大規模改修を1回行い、建物を寿命を長くする。
などを計画しています。計画の中では、改修サイクル、保全計画上の費用などの項目もあり、資料として保有公共施設の一覧等が掲載されています。
財政収支見込にも、この保全計画の数字が今後反映されていきますが、議会としても今後この計画がきちんと実行されていくのか注意をしていかなければなりません。
(市会議員・中島健一)
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