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2013年(平25) 2月14日 議会レポのロゴ No.572

※給食は自校方式に決定

 2月8日に開かれた臨時教育委員会にて、中学校の給食については、自校方式で実施する事が決まりました。教育委員会からの報告をお知らせします。

○臨時教育委員会の結果について(報告)
 芦屋市立中学校の給食については、自校方式で実施する。
 ただし、自校方式の実施に当たっては、さまざまな課題があるので、今後、市長部局と速やかにかつ十分な協議を進めること。

 特に、各校で実施時期が異なることについては、各中学校や保護者等に丁寧に説明し、理解を得られるように努めること。
 また、経費面については、二重投資を避けるとともに、他の教育予算に大きな影響を及ぼさないよう、教育委員会として、コストダウンできる部分を見極め、自校方式の効率的な実施に向けて、市長部局と協議を行うこと。

※中学校野球部顧問が体罰
 マスコミ報道を受け、議会においても代表者会議が開かれその概要報告を受けました。マスコミ報道以上の新しいものはありませんでしたが、今後も常任委員会において引き続き報告を受けることになりました。

 兵庫県芦屋市教委は5日、市立潮見中学校の野球部顧問の男性教諭(45)が部活動の指導で体罰をしているという外部からの指摘があり、事実確認のため調査を進めていることを明らかにした。

 市教委によると、今年 1月16日以降、計4回にわたって市に「教諭にたたかれたり、正座をさせられたりする。『(高校への)推薦書を書かないぞ』といわれたとも聞いている」な どと匿名の電話があった。教諭は昨年夏ごろ、部活動でミスをした生徒らを手でたたいたり正座させたりしたことや、今年1月には授業に遅れた生徒3人を正座 させたことを認め、「行きすぎた指導があった」と釈明した。生徒らにはけがはないという。

 同校は、野球部の生徒約20人や他の教諭への聞き取りのほか、全校生徒を対象にしたアンケートを実施し、実態の把握を進めている。教諭は現在、野球部の指導からは外れている。

 教諭は平成18年から同校で勤務。23年にも複数の野球部の生徒を平手打ちするなどしていたことが外部からの指摘で判明。教諭が「ミスをした生徒に元気を出させるためにやった」と行為を認めたため、校長から口頭注意を受けたという。 
                (2月6日付 産経新聞より一部抜粋)

※土地開発公社は解散へ
 市は、土地開発公社の解散に向け昨年末から県との事前協議を始めています。土地開発公社経営健全化に関する計画を公表し、取組みを進めていましたが、いよいよ最終段階のようです。
 議会へは、今週全体協議会において報告がありますので、詳しいことが分かりましたら、またお知らせ致します。

 参考  土地開発公社経営健全化に関する計画の概要

1 芦屋市土地開発公社の概要
 芦屋市土地開発公社は、「公有地の拡大の推進に関する法律」に基づいて、公共用地及び公用地等の取得、管理、処分等を行うことにより、地域の秩序ある整 備と市民福祉の増進に寄与することを目的に、昭和48年に設立されました。設立以後、芦屋市の依頼により、街路事業、住宅改良事業、土地区画整理事業など の公共事業のために必要となる土地の先行取得を行い、芦屋市の公共事業の早期完了に貢献してきました。

2 保有土地について
 平成23年度末現在、芦屋市土地開発公社が保有する土地は、9731.38平方メートル、帳簿価格の総額が約51億7千万円となっています。

3 経営健全化に関する計画について
 芦屋市土地開発公社の保有土地は、芦屋市が公共事業等を行う際に必要な土地を取得されますが、現在は財政的な理由から芦屋市のほとんどの公共事業等が凍 結されており、土地開発公社の保有土地を取得することが難しい状況にあります。しかし、土地開発公社の経営健全化の観点から、芦屋市が国の「土地開発公社 経営健全化対策」による財政措置を活用し、土地開発公社が所有する土地(特に長期保有土地)を縮減し、抜本的な経営健全化に取り組みます。

4 経営健全化の期間
 平成18年度から平成22年度まで

5 健全化計画額・実績額
公社保有土地の帳簿価格総額を経営健全化の期間中に約40億円縮減します。

※公共施設の保全計画
 市は今後の公共施設の保全について、計画を明らかにしました。公共施設の補修や建て替えを計画的に進めるためのものですが、あるようでこれまでなかったのがこの保全計画です。
 かなり手間隙をかけて作成されているこの計画、次回よりその概要をお知らせします。

(市会議員・中島健一)


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