土地開発公社事業報告から

　先に行われた定例議会に、土地開発公社から昨年度の決算書、監査意見書、今年度の計画書などが書面で報告されていますので、その概要をお知らせします。

　昨年度は理事会が計６回行われ、そのうち１回が持ち回りの理事会。理事会の内容は、
・理事長の選任
・業平町の土地処分
・東芦屋町の擁壁工事の工法について
・情報公開にかかる手数料について
・東芦屋町の土地処分　
等を審議したようです。

　第一回理事会は、４月１日付けで開かれていました。人事異動もあり役員の入れ替わりが５人ほどあったようですが、その当日に持ち回りで理事長の選任も行われていました。公社役員は監事の一人を除いて全員が市の職員ですから、不都合はないのでしょうが、あまりよい方法ではないなと思いました。

　現在の所有地は３０箇所、取得価格は９０億７３６万２４８２円、利息その他を含めた帳簿価格は１１９億６８２８万９３８２円。
今年度の運営方針に、「公社運営のいっそうの効率化に努めます」となっていますが、これらの土地処分、早期に進めるか有効活用しなければ…。
　この報告や所有地一覧は閲覧できますので、お時間があればご覧ください

（市会議員・中島健一）