2003年(平15)7月3日 No.179 注目の議案の行方… 助役定数を1人にする「助役定数廃止条例案」は、総務委員会で議論されました。 市長も特別に発言をし、(提案議員からは、委員会運営がおかしいとクレームも)「命綱のロープを切られるのは断腸の思い」「両腕に素晴らしい人材がほしい」と述べました。 予想とは違い、修正案可決に それまで、原案通り通るだろうと予想していたのですが、わざわざ修正案を出すからには、なんかあるなといやな予感。その予感は的中してしまいました。 2年前、助役を1人にする案が出されたとき、「2年後には2人の内、1人の任期が切れる。市長も変わるからその時までは・・・」と説得された経緯もあり、今回はと意気込んでいましたが、不本意な結果に終わってしまいそうです。 助役の経費は…助役に係る経費はいくらかというと…。 本人の給与と市の負担分で年間 ちなみに、議員報酬は、市職員の給与と比べると(市負担の共済等を含む)課長補佐とほぼ同程度です。議員には退職金はありませんし、4年毎に市民の審判がありますから、それらを加味するならば、まじめに活動するものにとって議員の報酬は高いとはいえません。 それでも削減すべし しかし、この財政難を乗り切るには議員も姿勢を示し、職員の意識を高めていく必要があると考えます。経費削減といえば、やはり職員の給与削減は避けては通れませんから。 新議会、初の定例議会は波乱含みの出だし。それはそれで意味もあると思いますが、これからの芦屋は…。 合意は何だったの? 特別委員会の設置については、代表者会議で論議しましょうと合意していたはずなのに、突然、特別委員会設置の議案が共産党と新社会、無所属の伊藤議員から出されてきました。 名誉回復の請願? 共産党の平野議員が懲罰されたことに対して「名誉回復措置を求める請願」が出てきました。 今でこそ、調書は本物と言われていますが、だからと言ってその懲罰は不当とはいえません。出所不明の段階では、文書の取り扱いを注意しなければ、それこそ意図的な作為のある追求も可能になってしまうからです。 お困りです課 市長が公約に掲げていた市民の相談や要望窓口「お困りです課」が1日から新設されます。 (市会議員・中島健一) HOME |