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2003年(平15)1月16日 議会レポのロゴ No.158

事業費、21億円減額へ

南芦屋浜の特別委員会が10日開かれ、総合公園の整備事業費を見直し、前回見直しの約40億円に加え、21億円を減額することが市より報告されました。これにより当初事業計画から約61億円が減額され総事業費は192億円に。

減額の内容は
(1)用地単価の見直し
   用地単価について、買収時点単価に修正する事による減額。
(2)事務費等の見直し
   一年短縮で事務費等の減額
(3)譲渡を部分的に先行する
   三月末に部分譲渡を受け、また事業期間を一年間短縮する事で建設利息を減額。

整備事業の進捗状況

 主な施設を紹介します。

○利用拠点施設
 管理事務等、クラブハウス棟など…完了

○陸上競技場
 芝生スタンド部分…造成完了 
 便所棟…躯体完了 内外装施工中
 倉庫棟(防災備蓄、器具庫など)…躯体完了
 トラック部分…舗装施工中
 照明塔…完了
 フィールド部分(天然芝)…撒き芝二月施行

○駐車場
  …施工中

○芝生広場(1800cm2広場)
  …張り芝二月施行

○リサイクルプラント
  …鉄骨立方完了

○ビオトープ池、遊具等
  …来年度

 陸上競技場については、利用頻度や必要性からこの間止めるよう意見を出してきましたが、残念ながらほぼ完成の状況を迎えています。

「芦屋の新しいまち」愛称募集

現在、約1900人が生活している「南芦屋浜」ですが、将来は約9000人が暮らすまちになっていきます。先日から第一期の住宅分譲も始まり、4月からは人工海浜、港湾緑地、親水公園、総合公園の一部などがオープンします。
このまちの愛称が今募集されています。

応募〆切 2月10日
応募資格 特にありません
応募方法 はがき、またはA4版(縦長に)、Eメールで。
 賞   優秀賞 十万円 他
詳しくは、県企業庁 南芦屋浜整備課
     078‐362‐3692

マリーナで大丈夫か

南芦屋浜にマリーナを造って大丈夫か、本当に心配です。
県企業庁は、関西圏トップの高級マリーナをコンセプトに大型艇250隻係留できるマリーナ事業を現在も進めています。この二〜三月の国際ボートショウでもPRをするとしていますが、お隣の西宮の現状を見る限り、不安材料ばかりです。この間の議会でも、マリーナ計画見直しの意見が出ています。
 市は現状をよく把握した上で、県企業庁と充分な協議をしていく必要があると思います。また、現在の進捗状況がどうなっているのか、市民にも情報を公開する事が求められている事は言うまでもありません。

 現在提案されている事業概要は…
○マリーナ事業
コンセプト
  関西圏トップの高級マリーナ
係留保管隻数
  オール水面係留 大型艇250隻
施設等
  修理施設・倉庫、カート庫・事務所
サービス
  電動カートによる駐車場からの艇までの送迎、24時間運営など
開設予定時期
  平成16年度

○センター施設事業
  複数の事業者から、レストランやショップ等の事業提案があり、事業規模、事業条
件について協議中。

市長選は?

報道によると、4月に行なわれる市長選に出馬の意向を持つ方は次の四氏。
杉原氏…帝塚山大講師
内崎氏…団体役員
山中氏…市議
尾崎氏…元中学教諭  (順不同)

北村市長も近く態度表明の予定で、いずれにしろ混戦模様? 市民が充分判断できるよう、早期に政策の提起があれば、と思います。

(市会議員・中島健一)


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