2002年(平14)8月8日 No.139 ごあいさつ 先週号で紹介をしたインターンの松尾さんからごあいさつ。
行政視察の概要 朝8時半に市役所を出発。目指すは盛岡。飛行機、バスと乗り継いで盛岡駅についたのはお腹の空いてきた12時ごろ。駅ターミナルで食事を済ませ、いざ市役所へ。 盛岡では、プラン策定に向け懇話会を設置し、公募委員を募る、市民アンケート調査を実施、まちづくりセミナー、まちづくりフォーラム、出前を含む住民説明会などを開催していました。驚いたのは、13の地域ごとで、ワークショップを開こうと現在進行形で努力をしている事。地域ごとにワークショップを開き、地域別の構想を住民の声を反映させ、より豊かにしていました。当たり前と言えばそれまでですが、この市では、プランを策定した後でもこの努力をし、「策定したらおしまい」という態度はとっていませんでした。それと、街をどうするか、小中学校の教材としても取り上げたとか。これにも学ばされました。 市政に参加する事を子どものうちから体験さ、その声も反映させる、まさに一石二鳥ではありませんか。ところがよく聞くと、策定の懇話会がそう仕向けたのではなく、たまたま一人の教師が取り上げたのが始まりとか。それでもいきさつは別にして、この方法はぜひ今後の芦屋にも取り入れたいと思ったところです。 次は駅前整備について事業概要などを聞きましたが、もうひとつでした。確かに駅前は立派に整備されつつあったのですが、芦屋と比較して自由に整備できる土地の広さが違いすぎました。 帰り際に、議会図書室を覗かせてもらいましたが、あまり芦屋のものと変わりありませんでした。人口約三十万の盛岡が遅れているのか、芦屋が進んでいるのか。私から言わせれば、もっと充実させてほしいのですが…。 翌日は、電車に揺られる事約1時間、北上市に。ここでは北上総合運動公園、主に維持管理等について調査してきました。 ちなみに、委託している民間経営先とは市の体育協会で、維持管理費に約1億円、体協への委託料が約2千万円、貸し出しによる収入等は約1千万円。つまり約1億1千万円は市の持ち出しになっていました。 これらの調査から、芦屋市でも陸上競技場を整備しようとしていますが、その必要性、利用頻度等を再検討する必要性があると改めて感じたところです。 (市会議員・中島健一) HOME |