[バックナンバーINDEX] [HOME]

2002年(平14)6月13日 議会レポのロゴ No.131

精道小、建てかえ要望

 市民の方から要望の強い「精道小学校建て替え」について、当局に改めて声を届けました。現在のところ、安全対策に万全を尽くしていて、その他の件については最善の策を「鋭意検討中」とのことでしたが、早く何らかの方向性を出してほしいところです。

「口利き」の実態調査へ

 汚職の特別委員会は、再発防止策の観点から「口利き」の実態をアンケート調査することにしました。実施方法等は未定。

 アンケート実施はいいのですが、そう簡単にこちらが期待する回答を得ることができるとは思えません。果たして実態を浮き出させる事ができるのかどうか、そこが鍵になりそうです。

記録は出るのか…

 刑事事件確定記録閲覧の件について、議会事務局が検察庁に電話照会した概要の報告がありました。それによると…

議員、市民から何回も閲覧の申し出があるが、個別の議員、一般市民からの申し出は一切お断りしている
被告人と弁護人が記録の全てを持っている。そこにしか同じものはない。
公判記録とはいえ全ては見せられない
どのような部分が必要か、必要性を明示してもらい、それからの検討
プライバシーに関する部分があり、マスキング処理の必要があるので相当時間を要する
行政の顧問弁護士の名で申請があれば、弁護士法に守秘義務があり比較的可能
閲覧の理由とかけ離れた使用で内容が公になり、第三者のプライバシーの弊害が生じた場合の担保
関係者が司法以外の場で責任を追及されたりする事は司法の趣旨と異なる
司法は独立しており、刑事裁判は終結している。その上、行政的に責任を
追及することは裁判の趣旨に反する
市の顧問弁護士を通じ行政と一本で申請することが、一番簡単に閲覧手続きに入れる(責任を持ち、目的に則して記録を使う、守るべき名誉を守る、プライバシーに関して責任を持つことができるので)

メモからの概要抜粋

 電話照会からすると、記録を手に入れるにはかなりの時間を要するようです。また、閲覧することができたとしても使用にあたってはかなりの制約がでてきそうな感じです。

(市会議員・中島健一)


議会レポNo.130へ

バックナンバーINDEXへ
HOME